弊社は長年に渡り、従来品とあらゆる塩素系油剤の性能を超える非塩素系極圧添加剤の研究開発に取り組み、2011年春、世界初の塩素フリー・メタルコンディショナーLUBROID ルブロイドの開発製造を実現しました。摩擦工学(Tribology)という広い見地に立って、20年に渡る現場経験を基盤に独自の機械工学、有機化学、金属工学、量子力学、界面化学、熱・流体・材料力学、表面処理技術を駆使し、次世代に向けた研究開発を重ねLUBROID ルブロイドの技術は生まれました。まさに金属摺動に於ける独創的な潤滑工学が成し得る日本製のメタルコンディショナー超極圧潤滑剤です。メタルコンディショナーLUBROID ルブロイドは、従来の発想では実現不可能とされた塩素フリー且つ超極圧性能と低摩擦係数を実現した超極圧潤滑剤です。オイルにとってレッドゾーン域の高負荷を課せられる金属加工(切削・塑性加工)、そして高精度・高速・高荷重で金属摺動が繰り返される設備機械の潤滑を始め、自動車・バイクのメンテナンスから航空宇宙・防衛機器に至るまで、メタルコンディショナー ルブロイドは、タフオイルとロングライフ省エネオイルの二極性を両立した正にスーパーハイブリッドオイルと言えます。
ルブロイド処理は、金属表面改質処理の一種で、金属の摺動特性と面強度の向上・機能付加を主目的に加工される表面処理です。処理液中に被処理物を浸漬する湿式のディッピング工法による表面処理法です。電解・無電解めっき・溶射・蒸着等の他の表面処理やコーティングとは異なります。大掛りな設備投資を必要とせず、約95℃の低温処理でナノレベルの化学被膜が形成され、しかも金属摺動部品から金属加工分野の刃具・金型治具まで応用展開が可能です。
処理対象は、金属素材のみです。鉄、ステンレス、合金鋼から非鉄金属のアルミ、銅、また、クロームめっき面、TiNコーティング面まで金属部材に対して処理が可能です。
チムケン極圧潤滑試験機TM-5型は、2015年最新型のステップ加重方式固定荷重型ティムケン試験機です。潤滑剤(オイル・グリス・オイル添 加剤)の極圧潤滑維持性能・耐摩耗性能・金属保護性能(焼付き荷重)を評価確認する高精度・軽量・コンパクトを兼ね備えたティムケン試験機です。 人の手の力によって加重を行うトル
クレンチ方式とは異なり、ウェイトによるより高精度な固定加重と荷重レベルをステップアップ出来る正確な荷重方 式を採用し、より正確なティムケン試験が可能です。